インターン(2015春) ~菅原美和子さん


こんにちは、早稲田大学国際教養学部3年の菅原美和子です。このたび、EDAYAインターン生としてフィリピンで3月末まで働かせていただくことになりました。
大学2年生のときに、交換留学でタイ、バンコクの大学に1年間の留学をしたことが大きなきっかけとなり、東南アジアの魅力に惹かれるようになりました。この地域はダイナミックに変化している真っただ中です。この先どのような社会になっていくか、今の世界観が新しい価値観を取り入れてどんな風に変化していくのか、人々の生活スタイル、人と自然との関わり、さらに彼らの捉える「目に見えない大切なもの」に焦点を当てて、ずっと注目していきたいです。

EDAYAでは、これまで足を踏み入れてこなかったビジネスの領域に挑戦します!今まで、ボランティア活動などには何度か参加してきましたが、実際にマーケティング調査や商品開発に関わるのは今回がはじめてなので、不安な気持ちもありますが同時にとてもわくわくしています。精いっぱい学んでいきたいです。
また、インターンを行う場所はバギオというルソン島北部の山岳地域です。そこに約1か月半滞在して、フィリピン側のチームメンバーと協力して業務を進めます。働く場所がフィリピンということで日本との違いに何度も直面するかと覚悟していますが、価値観の違い、やり方の違いをむしろ楽しむスタンスでいきたいです。もっとも、日本でのビジネス経験がある訳ではありませんので、ある意味仕事に対する先入観といったバリアをあまり感じずに、活動に取り組めるのではと思っています。
現地のチームの意向を最大限尊重しながら、商品を手にする方々はもちろん、作り手、オフィスメンバーも含め皆がハッピーな気持ちになるような方法を模索、実践していきたいです。
さらに、バギオに滞在できるという良さを活かして、ブログをお読みの皆さまにバギオに関する内容を幅広くお届けできましたらと考えています。

フィリピンでインターンをすることに対して、治安が悪いという情報ばかりを耳にしていたので、正直に申し上げると多少抵抗はありました。スラム街のイメージも相まってネガティブなイメージが先行しがちでした。
しかし、代表の山下さんからバギオは治安が比較的良いことをお聞きしたり、過ごしやすい素敵な街であることを知ったりするうちに、次第に抵抗感は薄れていく感じがしました。今はバギオにステイできることが楽しみで仕方ありません!日本で働くにしても、海外で働くにしても、常に用心しておかなければいけないのは同じなので、どこにいても気を引き締めて生活をしたいと思います。
バギオに滞在できること自体楽しみなことの一つですが、山岳民族の方々にお会いするのもまた待ち遠しいです。EDAYAでは、北ルソン・山岳先住民族のカリンガ族に残る竹を用いた精巧な技術をアクセサリー等に応用しています。その技術を生んだ山岳先住民族の暮らしぶりを間近で見て、交流して、そこから何か感じられたらと思っています。そして、皆さまにも何かお伝えできればうれしいです。
ボーダーレス化が加速してあらゆるものの移動がより速く、それに伴い生活のスピードもどんどん速くなっていく今日のグローバル社会。その中で、カリンガ族などの山岳先住民族は伝統的な生活の一部分を残し、自分たちの時間をまだ保っているというイメージがあります。おそらく、先進国に限らず世界の至る所で見られるグローバル化のひずみは確実に北ルソン地域でも見られ、ネガティブな側面が現れている現場を目にすると思いますが、古き良き一面も同時に残っていると信じています。
スピード感がどんどん増していく世界に生きる、私たちが普段忘れてしまっているものを探しに、出かけたいと思います。

では、EDAYAでの貴重な1か月半が始まります。張り切ってまいります!
よろしくお願いします。

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