語学学校訪問/"Treat as your own city”

こんにちは。EDAYAインターン生の檜物晴菜です。
バギオに来て、気づいたらあっという間に9日が過ぎていました。


EDAYAの現地のスタッフであるライナスさんと職人さんのエドガーさんはとてもいい方で、とても楽しく過ごさせていただいております。 昨日は、語学学校に訪問させていただきました。バギオはフィリピンの他の場所と比べ、とても過ごしやすく、治安も良いので、留学先としてとても人気があり、たくさんの語学学校があります。その文化に是非触れたいと思い、訪問させていただきました。


時間の関係上、「生徒さんにインタビューする」グループと「学校の先生にインタビューする」グループに分かれてお話しさせていただきました。私は、EDAYAのフィリピンプロボノのライナスさんと一緒にお話しを伺いました。


私は、以前フィリピンのセブ島の語学学校に留学したことがあり、そこで出会った先生に彼らの夢や日常をお聞きした時に、とても衝撃を受け、同時に刺激を受けた経験があったので、是非、バギオのことや先生自身のことについて本人の口からお聞きしたいなと思い、先生にインタビューしました。
その先生は、とても優しくて私がした質問に丁寧にお返ししてくださいました。


出身はバギオではなく、タージャンという山岳地方出身だそうです。バギオに来て先生になったのは、その地域では収入が低く、生活するのが大変で父親に都市に行って働きなさいと言われたからバギオにでてきて教育を受け、先生になったそうです。先生という自分のご職業について大変満足されているようでした。大変なこととしては、やはり学生さんとは文化の違いからたまにトラブルになることがあることだそうです。


先生にバギオについてお尋ねしたところ、バギオはよくも悪くも外国人が増えているため、新しい文化が生まれているそうです。例えば、Night life の文化はもともとバギオにはなかったけれど外国人が増えたことでできた文化だそうです。今のところ外国人が増えたことが理由で消滅してしまった文化はないけれど、目的が変わってしまった文化はあると先生はお話ししていただきました。その例として、ストロベリーフェスティバルが挙げられます。現在フィリピンではストロベリーフェスが行われているのですが、本来の目的ならば、次世代を担っていくような若い人達に文化を継承するために行われていたイベントでした。しかし、外国人観光客も増えたい今、観光客をたくさん呼ぶために魅力的に見せるためのビジネス目的になってしまいました。


最後に、ライナスさんが先生に外国人に対して言いたいことはありませんか?とお聞きした時に、“ Treat as your own city”と言っていました。現在、どんどんバギオに来る外国人の人数が増えています。それに伴って、特にゴミ問題などの環境問題や先ほど挙げたような文化の問題などが起きています。発展していくにつれて直面していく問題は、複雑なものも多く、解決するのは容易ではないことをバギオに来て実感しました。




バギオにあるSMモールの中の写真です。
フラワーフェスティバルのデコレーションがされています。


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