「口琴の未来形？」コンサートにエドガー氏が出演！

2015年1月25日に、日本口琴協会が主催する「口琴の未来形？」コンサートにエドガー氏が出演いたしました。

このイベントでは、アイヌ民族のムックリ、フィリピン山岳地方のカリンガ族のクリファオから、口琴共鳴器マーチングバンド、口琴入り浪曲まで、様々な口琴の演奏が行われました。

エドガー氏は鼻笛と口琴を演奏しました。

ウリモン

この日エドガー氏が演奏したのは、カリンガ族発祥の世にも珍しい楽器、ウリモン（鼻笛）。
カリンガ族の男性が、村で意中の娘に求愛する際に使った楽器です。集中して、鼻息を穴にそーっと吹き入れることで、心地の良い音を生み出すことができ、それには自身のはやる気持ちを押さえるという効果もあったといわれています。











また、参加者と一緒に、バリンビンの演奏も行いました。

フィリピンのエドガー氏より、イベントの報告とお礼のメッセージが届きました。

「I started with nose flutes. I saw some are closes their eyes and I felt that they really feel the sound every single note that comes out in that HANA VWE. and played the main reason why they included me in that event which is the koukin my bamboo jews harp we called it KULLIFAO. I know they have more nice and loud sound of the koukin which is made of metals and brass but edaya kullifao has a very unique and distinguished sound of natural matirials which is bamboo and I think it was well appreciated. After that we distributed the balingbing to the audience and every one was try to make sound and probably some have experience but still they want to know more how why and what is the reasons and playing the balingbin. I asked them to stand and moved and they were enlightened. I was overwhelm coz I saw everyone happy and enjoy. It was a great honor to joined those kind of concerts with the masters and professional musicians. It was a great opportunity to meet friend and win new friends. I hope I can meet them again in the near future.(Edgar Banasan)

今回のコンサートでは、私は鼻笛の演奏から始めました。私は、鼻笛が奏でる一つ一つの音を、私の近くにいた観客がしっかりと感じとっているのを見ました。次に、竹の口琴（私たちはKULLIFAOと呼びます）を演奏しました。今回のコンサートに私が呼ばれた一番の理由は、この口琴を演奏することです。他の演奏者は、金属や金管でできたもっと良い、大きな音の出る口琴を持っていることを私は知っていました。しかし、エダヤのKULLIFAOは、天然の竹で作られていて、とてもユニークで、優れた音を奏でることができるので、私は、その良さを皆さんに分かってもらったと思っています。鼻笛と口琴の演奏の後、私たちは観客にバリンビンを配りました。すると、観客の人たちがみな、バリンビンで音を出そうとしました。おそらくバリンビンを演奏したことがある方もいたと思います。しかし、どうやって、なぜ、どのような理由でバリンビンを演奏するのか、知りたいようでした。私はみなさんに、立って、踊ってみるようにお願いをしました。観客の皆さんが幸せそうで、楽しんでいる様子を見て、私は感激しました。
今回、このような素晴らしいコンサートで、プロフェッショナルなミュージシャンの方たちと一緒に演奏することができたことを、とても光栄に思います。私にとっては、友人に出会い、新しい友人を獲得する素晴らしい機会になりました。また、近いうちに皆様とお会いできることを楽しみにしています。（エドガーバナサン：エダヤスタッフ訳）」

国を超えて口琴という楽器でつながれた、素晴らしいイベントになりました。

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