EDAYAでのインターンも22日に無事終わり、ふと薫る金木犀の香りに秋を感じる毎日です。
さて、インターン前に私が幾つかたてた問いの一つに「EDAYAが人々を惹きつける魅力は何か?」というものがありました。
この問いに対する正確な回答はみつけておりませんが、内部に入って私が感じた魅力を少し紹介したいと思います。
1.媚びない、アート
私が感じた魅力の一つ目は、大衆に媚びすぎることのない凛とした哲学、アートです。
これはEDAYAの商品デザイン、竹で作られた工房での暮らしや創業者山下さん・エドガーさんの生き方を通じて感じられました。
場や製品を「デザインする」というよりも、「アートとしての表現」の一部にどんどん人を引き込んでいく、そんな印象を受けました。
場や製品を「デザインする」というよりも、「アートとしての表現」の一部にどんどん人を引き込んでいく、そんな印象を受けました。
決して大衆に媚びすぎず、独自の哲学を独自の方法で表現した集合体、それがEDAYA
でありこの世界観が人を惹きつけるのではないでしょうか。
2.複雑さが生む「?」
魅力の二つ目は、その深み、複雑さゆえ頭に浮かぶはてなマークです。
正直私が初めてEDAYAのホームページを見た時感じたのは、「これはいったい何の組織なんだ?」というシンプルな疑問でした。
正直私が初めてEDAYAのホームページを見た時感じたのは、「これはいったい何の組織なんだ?」というシンプルな疑問でした。
「カリンガの文化、モノづくり、場づくり、クリエイティブプロジェクト、社会的企業」という言葉や、楽器のデザインのイヤリングがぐるぐると頭を回り、私の好奇心が強く刺激されたのを思い出します。
バンブーデーに携わる過程や、EDAYAの話を深く聞いていく中で徐々にその複雑さは一つのまとまりとなりある程度腑に落ちましたが、何者か分からない、そして既存のカテゴリ上に上手くはめ込めない、良い意味でのもやもやが人の好奇心を掻き立てるのではないでしょうか。
3.主役は、マジョリティではなくマイノリティ
「マイノリティの人が困っているから、マジョリティの私たちがそれを救おう!」こういうある種ネガティブで、消費しやすいストーリーにEDAYAは基づいていません。
あくまで「竹」やその周辺の「文化」「人」に本気で可能性を感じており、その可能性をエンパワメントしたいというのが山下さんのお考えでした。
あくまで「竹」やその周辺の「文化」「人」に本気で可能性を感じており、その可能性をエンパワメントしたいというのが山下さんのお考えでした。
私にEDAYAを紹介してくれた友人も、「マイノリティを主役にするというコンセプトが、一人一人を尊重するダイバーシティを重んじる自分にとってとても魅力的に感じ、素敵だと思った。」と言っていました。
主役は、救いたいマジョリティではなくマイノリティ彼ら自身である。この姿勢が少し新鮮に、そして深く人々の心に刺さるのかもしれません。
いかがでしたでしょうか。
私の考察や表現がまだまだ甘い部分もあるかもしれませんが、EDAYAの一つの見方として楽しんでいただければ嬉しいです。
まだまだ未知なる部分の多いEDAYAの全貌を解明すべく、EDAYA日本チームにも顔を出してみたいと感じたインターンシップでした。
EDAYAに興味があるけどすぐにフィリピンには行けない、そんな皆様も是非日本でのイベントや日本チームに顔を出してみてくださいね!
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